ランの植え替え〜終わらない闘い〜
辛い辛い冬を越えて暖かい春がやってきました。
と言っても4月は寒い日が続いていましたね。
日中の暖かさに騙されて春物の格好をして出かけてしまい、夜の寒さにやられてしまった方も少なくないでしょう。
かく言う私もその1人です。
GWに入ってから安定して暖かい日が続いてくれました。
重い腰を上げ、思い切って植物の植え替えと移動を始めました。
現在栽培しているランのほとんどがパフィオペディラムで、植え替えのし易さからバーク材やオリジナルのミックスコンポストを使用しています。
カトレアは全て水苔を使用していましたが、今季植え替えるものにはバーク材を使用することにしました。
写真の株は我が家で1番の古株、C.Intermediaのビニカラータイプです。
花が咲くとこんな感じです。
最初は3バルブでしたがここまで増えてくれました。
こちらは株分けして職場の方にあげました。
他にもまだ残しているので植え替えが終わり次第、ベランダに蘭を移動させていきたいと思います。
まだまだ先が長いです!
パフィオフォーラムひぬま2019に参加しました
私は蘭の栽培を始めてからはファレノプシス、カトレア、デンドロビウム、エピデンドラムといった様々な蘭を育ててきましたが、ここ数年で最も力を入れて栽培しているのがパフィオペディルム属の蘭です。
この属に夢中になると完全に蘭の沼にハマると言われていましたが、身近に栽培の上手な方がいたおかげで見事に沼にはまりました笑
とは言ってもまだ両膝くらいなのでより深く沼に入り込む為にパフィオペディルム愛好家の集まりであるパフィオフォーラムひぬまに参加しました。
主催は茨城県の望月蘭園さんで、オープンハウスセールも同時開催とかなり豪華な内容です。
フォーラムで少しお手伝いがあった関係で早めにオープンハウスセールでの買い物を済ませてから会場に向かいました。
会場は涸沼しじみで有名な涸沼のすぐ側にあるいこいの村涸沼でした。
会場に入るとたくさんのパフィオペディラムが並んでおり、どの株もよく作り込まれていて素晴らしかったです。
その中からいくつか紹介します。
Paph.acmodontum
アクモドンタムは私も実生苗をたくさん育てているので、この素晴らしい開花株を見れたのは嬉しかったです。栽培のモチベーションが上がります!
Paph.rothchildianum'Mont millais'
ロスの銘花、モンミレー!
都内の方の出品で、お話を伺ったところワーディアンケースでの栽培でここまで立派に咲いてくれたみたいです。私にも希望の光が...
Paph.hennisianum var.
白と緑のコントラストが美しいですね〜
私的ツヤツヤパフィオコンテストグランプリです!
Paph. (armeniacum×Liberty Taiwan)
アルメニアカム色が強い見た目をしていますがミクランサムとハンギアナムの血が混ざってます。リップの形が綺麗に整っており大変良型で濃色な花ですね!
Paph.Fair-Maud
フェイリアナムとモーディの交配ということで両種の良い所が受け継がれていますね。
交配の可能性を強く感じます。
Paph.exul
エグザルは花に光沢のある品種で大好きな原種パフィオです。2花茎上がっており小さいながらも
こちらの株は望月さんのもので立派な株に作り込まれてます。
他にも色々なパフィオがありましたが原種、交配種共に素晴らしい株が揃っていました。
整形花の出品が少なかったのが意外でしたが、もしかしたら開花時期の問題かもしれません。
フォーラムの講演は国際園芸の合田さんから始まりマリオッドオーキッドのハドレーさんに続きました。
講演後は望月さんによる出品花解説がありました。
その時の模様はこんな感じです
フォーラム終了後は
涸沼の風景を眺めて再びオープンハウスセールへ!
クリプトモスや鉢などの資材と蘭を買い足してそのまま自宅に帰りました。
涸沼は初めて赴いた土地でしたが、長閑で落ち着く地でした。
今回のフォーラムに参加したことで育種への興味もマシマシになったので、勉強も兼ねて今後もこの地に足を運びたいと思います。
業界的に私は若い方なのかもしれませんが、より若い人達にも蘭のことを拡め、業界の活性化に貢献したい想いでいっぱいです。
望月さんありがとうございました!
望月蘭園のHP
福岡旅〜グルメ編〜
土日の休みを利用して久しぶりに福岡に行きました。
福岡に行くのは3度目で、大学時代の先輩と久し振りに会うために土曜の早朝に飛行機で向かいました。
飛行場はあまり来ないので毎度ワクワクしちゃいます。内心かなりはしゃいでいました(笑)
出発時刻が遅れての出航でした。
離陸時のあのフワッとする感じがどうも苦手です...
今回はピーチ航空で窓側の座席を確保出来たので外の景色を眺めることができました。
ワンコインで座席をアップグレードしたのですがあまり違いを感じませんでした。
もうワンランク上のタイプにした方が良かったなぁと少し後悔しました。
福岡に到着後は空港でレンタカーを借りて東に向かいました。目的地は知り合いのいる大分県の中津だったのですが途中で鍾乳洞に寄ったので次回掲載します。
福岡ではとにかく美味しいものを食べ続けました。
初日に道中で寄ったお店で食べたのがこちら
福岡の方には馴染み深いお店、資さんうどんで肉ごぼ天うどんを注文しました。
牧のうどんと比べるとスープがあっさりしていて、卓上のとろろ海苔との相性抜群です!
正直に言うとごぼう天が細くて弱々しいです...
お肉は控えめに味付けされており脂もしつこくなくうどんの引き立て役として最高でした。
夜は天神のモツ鍋屋さんとひとくち餃子屋さんでお酒を飲みながら友人達と思い出話などをして締めました。
翌日はとにかく美味しいものを食べたい一心で色々なお店に行きました。
まずは朝食。
狂おしい(?)ほど好きな牧のうどんの肉ごぼう天うどんです。
ネギのせ放題なのは個人的にかなり嬉しいシステムです。
牧のうどんは普通にしてもうどんが非常に柔らかく、簡単に箸で切れます。
しばらくすると麺がスープを吸ってしまうので追いスープが標準装備です。このスープが本当に甘くて美味しいのです...
ごぼう天は斜めにカットされており肉厚で食べ応えがあります。揚げ具合も非常に良い感じです。
このうどんの1番のポイントはお肉にあります。甘い味付けの為関東民には好まない人が多いと聞いていましたが私は寧ろこの甘みがドストライクでした!
お肉からじわじわとスープに肉汁と共に甘みが追加されていくので自動で味変が行われます。
最初は気づかなかったのですが、店員さんが間違えて大盛りを提供しており食べるのが大変でした...
資さんうどんよりも私は牧のうどんの方が好みでした。
博多駅前にもあるので福岡に行った際には召し上がってみてください。
この日のティータイムは2件はしごしました。
1軒目はこちら
中洲の外れにあるケーキ屋さん「パティスリー・ジョルジュマルソー」でパフェをいただきました。
客層は若い女性の方が多かったのですが私は野郎3人で突入しました。
「オリンポス」という名前のパフェで季節の果実を贅沢に使用した本格デザートです。上に乗った完熟金柑は宮崎県産で甘味の中にほんの少しだけ苦味があり、これが良いアクセントになっていました。
パフェで最も目立つ果実は熊本県産の不知火という品種で雑味が一切無く、果肉の1粒1粒から弾け出てくる果汁が口の中に爽快感をもたらしました。
本当に美味しかったので再訪したいですね。
お次は先程のお店の目と鼻の先にある「manu coffee 春吉店」で美味しいカプチーノをいただきました。こちらは天神南駅から徒歩5分程の所にあります。
家で豆を挽いてコーヒーを淹れることはありますが、ここのコーヒーを飲んで自分の淹れるコーヒーが少し濃過ぎることがわかりました。
私は淹れ方を拘っていなかったので、改善の余地ありです。。。
夜は宿近くの六本松にある山本のハンバーグで夕食を。こちらは東京にもお店があったみたいで再訪しやすいです。
私は代表メニューの山本のハンバーグ、友人はねぎ味噌鳥ハンバーグを、美味しい無色のメロンソーダと共にいただきました。
ご飯のおかわりが自由で嬉しかったです。
翌朝は空港であご出汁カレーなるものがあったので食べました。これは初めての味で新鮮でした。出汁入りは個人的にありです!
でも次は博多とんこつカレーをいただきたいです笑
というわけで福岡グルメレポは以上となります。
初めてのグルメレポなので拙い内容でしたが最後まで見ていただきありがとうございました。
次は観光編もアップしますのでそちらも良かったらご覧下さい。
アクアリウムが導いてくれたもの〜失敗と再生〜
アクアリウムを最初に始めたのは小学生の頃で、父親と毎週のようにアクアショップに行って器具や生体を吟味していたことを良く覚えています。
一番お世話になったショップはトロピランドで、当時は小動物や爬虫類なども取り扱っている万能なお店でした。
現在は観賞魚がメインで売り場も縮小しており、大人になってから行った時は少しがっかりしましたが、アクアリウムを再開してからも時々足を運んでいるお店です。
あと忘れられないのはピーデー熱帯魚センター(以下PD)です。東京の武蔵村山にあるお店で、電車で行くとモノレールを利用しなくてはならないのですが、トロピランドからはしごして何度も足を運びました。
PDは本館とワールド館の2つに分かれており、本館は器具、小型魚、水草でワールド館は大型魚、爬虫類、両生類、鳥類、哺乳類と世界中の生き物を取り扱っていたので、おそらく日本一のペットショップだったのではないでしょうか。
店内には5m程の水槽にピラルクーやアロワナ、ガーパイク、ポリプテルスなどが混泳しており、私にとっては水族館のような場所でした。
現在はワールド館が無くなり本館のみの小規模営業になっています。
この2店舗に行っていなければ生物にそこまで興味を抱かないですし、現在仕事としている理科教員にもなっていないと思います。
飼育観察で得たノウハウは大人になった今でも生き続けています。
前置きが長くなりましたが、実は大学受験を境に一度アクアリウムを辞めていました。
大学を卒業して仕事をするようになって少し落ち着いた頃に再び熱が入って小型の水槽から再スタートしました。
60cm水槽が現在一番大きな水槽ですが2度のリセットがあり、現在はコケだらけに...
またリセットし、レイアウトを考えて創り上げていきますのでその時は経過もこちらで報告出来たらと思います。
最後に水槽の制作過程やレイアウト完成写真を載せます。構図などはまだまだなのでしっかり研究して新たなレイアウトを生み出していきたいです。
JOGA洋らん展in 昭和記念公園〜春は目の前〜
先日、昭和記念公園で開催された洋蘭展に行きました。
JOGAの審査を終えた沢山の株が展示されており、展示コーナーは大変盛り上がってました。
こちらには上位入賞の株がずらりと並んでいました。
私はパフィオを中心とした栽培をしているのですが、個人的にずっと気になっていた株がありまして、それがこちら
Paph.Mikawa Legacy
最近上位入賞者の方々が注目しているパフィオで、1月のサンシャインのラン展で初めて見てからずっと気になっていたものです。
初花みたいですが迫力のあるサイズで、濃い黄色が特徴的ですね。咲き始めはグリーンで徐々に黄色が濃くなっていくようです。
Paph.Fumi's Delight
1鉢に5花茎咲かせるなんて... プロの仕業ですね... こちらもいつかは入手したいパフィオです。
こういう魅せ方も上品で良いですねぇ〜
鉢沼ってあるんですかね?笑
エピデンドラムも最近気になっている蘭の1つです。オーキッドバレーミウラさんで購入した実生を持っていますが光量不足により瀕死の状態に...
花つきが独特で魅了されますね!
一通り展示を見終わった後は所属団体の例会に参加し、グロワーズコンテストの株を購入しました。
須和田農園の江尻さんの特別講演会まで時間があったので、販売ブースも一通り見て2株購入しました!
まずはこちら
Paph.venustum のシブリング個体です。パフィオ原種の中でも特に好きなものですが持っていなかったので及川洋蘭園さんから購入しました。
見て分かると思いますが鉢が物凄く大きいです...
置く場所が無いので植え替えの際に鉢をサイズダウンさせなければ...
及川洋蘭園さんのブースは原種のラインナップが豊富で見ていて飽きません。鉢はほとんどがスリット鉢で丁寧に植え込まれていて良いです!
親子2人でお店に出ていますが、接客してくれた息子さんの説明が丁寧で、栽培のあれこれを教えてもらいました。また買いに行きます!
続いてはこちら
Paph.Mikawa Legacy
未開花株ですがこちらの兄弟株から素晴らしい花が咲いているので迷わず購入です。
葉にちょっと癖がついていますが最後の1株だったので我慢我慢!
ナーセリーイデさんにて購入させていただきました。包みながら植え替えのポイントなどを教えて下さいました。立派な花が咲いてくれたら嬉しいので栽培頑張ります!
一応先日ドームで購入したやつも載せておきます。
初花とは思えないほど立派な形と大きさでした。時間をかけて作り込みたいですね、ミカワレガシー。
次のラン展は5月にある蘭友会主催のラン展です。
世界らん展と今回のラン展で散財が捗り過ぎたので暫く購入は控えたいところですが、、、
こんな感じで色々紹介出来たらと思っているのでよろしくお願い致します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
はじめまして、しなもんです
趣味の蘭やアクアリウムを主として様々な活動を記録していきます。
「日々追究」をモットーに「自然」という漠然としたものと向き合っていきます。
蘭栽培はまだまだド素人なので育てながら学ぶ姿勢でやっていきます。
宜しくお願い致します!