パフィオフォーラムひぬま2019に参加しました
私は蘭の栽培を始めてからはファレノプシス、カトレア、デンドロビウム、エピデンドラムといった様々な蘭を育ててきましたが、ここ数年で最も力を入れて栽培しているのがパフィオペディルム属の蘭です。
この属に夢中になると完全に蘭の沼にハマると言われていましたが、身近に栽培の上手な方がいたおかげで見事に沼にはまりました笑
とは言ってもまだ両膝くらいなのでより深く沼に入り込む為にパフィオペディルム愛好家の集まりであるパフィオフォーラムひぬまに参加しました。
主催は茨城県の望月蘭園さんで、オープンハウスセールも同時開催とかなり豪華な内容です。
フォーラムで少しお手伝いがあった関係で早めにオープンハウスセールでの買い物を済ませてから会場に向かいました。
会場は涸沼しじみで有名な涸沼のすぐ側にあるいこいの村涸沼でした。
会場に入るとたくさんのパフィオペディラムが並んでおり、どの株もよく作り込まれていて素晴らしかったです。
その中からいくつか紹介します。
Paph.acmodontum
アクモドンタムは私も実生苗をたくさん育てているので、この素晴らしい開花株を見れたのは嬉しかったです。栽培のモチベーションが上がります!
Paph.rothchildianum'Mont millais'
ロスの銘花、モンミレー!
都内の方の出品で、お話を伺ったところワーディアンケースでの栽培でここまで立派に咲いてくれたみたいです。私にも希望の光が...
Paph.hennisianum var.
白と緑のコントラストが美しいですね〜
私的ツヤツヤパフィオコンテストグランプリです!
Paph. (armeniacum×Liberty Taiwan)
アルメニアカム色が強い見た目をしていますがミクランサムとハンギアナムの血が混ざってます。リップの形が綺麗に整っており大変良型で濃色な花ですね!
Paph.Fair-Maud
フェイリアナムとモーディの交配ということで両種の良い所が受け継がれていますね。
交配の可能性を強く感じます。
Paph.exul
エグザルは花に光沢のある品種で大好きな原種パフィオです。2花茎上がっており小さいながらも
こちらの株は望月さんのもので立派な株に作り込まれてます。
他にも色々なパフィオがありましたが原種、交配種共に素晴らしい株が揃っていました。
整形花の出品が少なかったのが意外でしたが、もしかしたら開花時期の問題かもしれません。
フォーラムの講演は国際園芸の合田さんから始まりマリオッドオーキッドのハドレーさんに続きました。
講演後は望月さんによる出品花解説がありました。
その時の模様はこんな感じです
フォーラム終了後は
涸沼の風景を眺めて再びオープンハウスセールへ!
クリプトモスや鉢などの資材と蘭を買い足してそのまま自宅に帰りました。
涸沼は初めて赴いた土地でしたが、長閑で落ち着く地でした。
今回のフォーラムに参加したことで育種への興味もマシマシになったので、勉強も兼ねて今後もこの地に足を運びたいと思います。
業界的に私は若い方なのかもしれませんが、より若い人達にも蘭のことを拡め、業界の活性化に貢献したい想いでいっぱいです。
望月さんありがとうございました!
望月蘭園のHP